非常持ち出し袋の作り方|入れるものと優先順位

# 非常持ち出し袋の作り方と中身リスト【完全版】

地震や水害などの災害が発生したとき、すぐに避難できるよう「非常持ち出し袋」を事前に準備しておくことが大切です。本記事では、非常持ち出し袋の選び方から中身の揃え方まで、実践的な情報をまとめました。


非常持ち出し袋とは

hiking backpack packing - Photo by Timur Weber (Pexels)
Photo: Pexels (Free License)

非常持ち出し袋とは、避難が必要になったときに素早く持ち出せるよう、生存・生活に必要なアイテムをひとつのバッグにまとめたものです。「72時間キット」とも呼ばれ、公的支援が届くまでの3日間を自力で乗り切ることを目的としています。


バッグ選びの3つの基準

① 容量:20〜30L程度
荷物が多くなりがちですが、逃げるときに走れる重さに抑えることが重要です。成人で10〜15kg以内が目安。子供や高齢者は5〜8kgに抑えましょう。

② 素材:防水・耐久性のあるもの
雨の中での避難も想定して、防水加工や撥水素材のリュックが安心です。

③ 背負いやすさ
両手が空くリュック型が基本。ウエストベルト付きなら長距離の移動でも疲れにくくなります。


中身チェックリスト(基本の30品目)

水・食料

  • [ ] 飲料水(500ml×3本)
  • [ ] 非常食(カロリーメイト・おにぎり缶・栄養補助食品など3日分)
  • [ ] 携帯浄水器またはウォーターパック

情報収集・照明

  • [ ] 懐中電灯(予備電池付き)
  • [ ] ヘッドライト
  • [ ] 携帯ラジオ(手回し・ソーラー充電式)
  • [ ] モバイルバッテリー(フル充電)
  • [ ] 充電ケーブル

衛生・救急

  • [ ] 救急セット(絆創膏・消毒液・包帯)
  • [ ] 常備薬・処方薬(数日分)
  • [ ] マスク(10枚以上)
  • [ ] ウェットティッシュ(大容量)
  • [ ] 除菌シート
  • [ ] 歯ブラシ・歯磨き粉
  • [ ] トイレットペーパー(圧縮タイプ)
  • [ ] 携帯トイレ(3〜5回分)

防寒・雨対策

  • [ ] 防寒シート(アルミ素材)
  • [ ] 雨具(折り畳みポンチョが軽くてコンパクト)
  • [ ] 着替え1セット
  • [ ] 軍手・作業用手袋

身元・お金

  • [ ] 現金(小銭含む)
  • [ ] 身分証・保険証のコピー
  • [ ] 通帳・カードのコピー
  • [ ] 連絡先メモ(スマホが使えない場合に備えて紙で)

その他便利なもの

  • [ ] ホイッスル(救助を求めるため)
  • [ ] ガムテープ・ビニール袋(多用途)
  • [ ] ロープ(5m程度)
  • [ ] 多機能ツール(ナイフ・缶切り付き)
  • [ ] 地域のハザードマップ(印刷版)
  • [ ] 使い捨てカイロ(季節に応じて)

家族構成別の追加アイテム

emergency checklist bag - Photo by Mikhail Nilov (Pexels)
Photo: Pexels (Free License)
家族構成 追加すべきもの
乳幼児がいる おむつ・粉ミルク・哺乳瓶・離乳食
高齢者がいる 常備薬・補聴器電池・介護用品
ペットがいる ペットフード・リード・ケージ
妊娠中の方がいる 母子手帳・産院の連絡先

置き場所と点検のコツ

  • 置き場所:玄関・寝室のドアそば・車のトランクなどすぐ持ち出せる場所
  • 点検頻度:年2回(防災の日9月1日と、3月1日など覚えやすい日に設定)
  • 飲食物の管理:ローリングストックで常に新鮮なものをキープ

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まとめ

非常持ち出し袋は「作って終わり」ではなく、定期的な点検と更新が必要です。今日まだ準備できていない方は、まずリュックと飲料水・懐中電灯の3点セットだけでも揃えてみてください。

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